Sonicチェーン(Fantomから進化した高速ブロックチェーン)で注目を集める分散型取引所(DEX)、SwapXを徹底解剖します。
以前はShadowExchangeでした。


トークンの「OS」や「SWPx」、さらには「stS」まで、これを読めばSwapXの魅力がまるわかりですよ。それでは、さっそく始めましょう!
SwapXって何?
SwapXは、Sonicチェーン上で動く次世代のDEXです。2024年にFantomがリブランドして生まれたSonicは、毎秒10,000トランザクションを超えるスピードと低コストが自慢です。
そんなSonicのパワーをフル活用して、SwapXはユーザーにスムーズで効率的なトークンスワップを提供します。特に、集中流動性(Concentrated Liquidity)を採用しているので、流動性提供者(LP)にとって資金効率が良し!
Sonicチェーンの基本をおさらい
まず、Sonicチェーンについて軽く触れておきましょう。元々Fantomだったこのチェーンは、Solanaの技術(SVM)をベースにしたレイヤー1として生まれ変わりました。ネイティブトークンは「S」で、これがエコシステムの基盤。高速処理とゲームやDeFiに特化した設計が特徴で、SwapXはその中核を担う存在です。
SwapXでキーとなるトークンたち
SwapXを語る上で欠かせないのが、「OS」「SWPx」「stS」という3つのトークン。それぞれの役割を見てみましょう。
1. OS(Origin Sonic): ステーキングの魔法のトークン
- 何?: 「S」をOrigin Protocolでステーキングすると発行されるリキッドステーキングトークン(LST)。
- 特徴: 「リベース」という仕組みで、ウォレット内のoSが勝手に増える。※流動性提供してたら増えないかも?
- SwapXでの役割: 「OS/SWPx」ペアで流動性を提供すると、手数料や報酬がもらえる。SwapXとの相性が抜群で、Sonicの「公式LST」感が強いです。
2. SWPx: SwapXの心臓部
SwapXのネイティブトークンで、ガバナンスと報酬のキー。
- 特徴: 流動性提供者にエミッション(初期は週200万SWPx)で配られ、ロックすると「veSWPx」になって投票権が得られる。初期価格は0.20ドルくらいからスタート。
- SwapXでの役割: 「OS/SWPx」に預けるとSWPxがリワードとしてもらえる仕組み。つまり、SwapXを動かす燃料みたいなもの!
3. stS(Staked Sonic): oSのライバル?
BeetsやMagpieで「S」をステーキングして発行される別のLST。
- 特徴: OSと違ってリベースせず、報酬が「S」や他のトークンで別途もらえる。柔軟性がウリ。
- 違い: OSがSwapX中心なら、stSはBeetsのプールで活躍。報酬の扱い方が「自動反映(OS)」vs「自己管理(stS)」で分かれます。
SwapXで何ができるの?
SwapXの魅力は、流動性提供とスワップの効率性にあります。
- 流動性提供: 「OS」と「SWPx」をペアで預けて、取引手数料+SWPxリワードを獲得。
- ガバナンス: SWPxをロックしてveSWPxに変えれば、どのプールに報酬を増やすか投票できる。エコシステムに参加する楽しさもあります。
- トークンスワップ: 「OS」や「SWPx」を他のトークン(USDCなど)に交換可能。高速かつ低コストでサクサク取引。
oSとstS、どっちを選ぶ?
「S」をステーキングしてLSTを手に入れるなら、OSとstSの選択肢があります。
違いを簡単にまとめると
- OS: SwapXで使いやすく、報酬が自動で増える安定派。Sonic公式のサポートも◎。
- stS: Beetsで独自のプールを利用でき、報酬を自分で運用したい派。 どちらも魅力的ですが、SwapXメインならOSが鉄板ですね。
未来への期待
Sonicチェーンはまだまだ成長中。SwapXはその中心として、ゲームやDeFiのユースケースを広げていくでしょう。OSやSWPxの価値も、Sonicがどれだけ盛り上がるかにかかっています。初期エミッションが減る前に参入すれば、リワードも狙えるかも?
Sonic自体も6月まで続くエアドロップキャンペーンを実施しているので触ってみても良いかも。
最後に
SwapXは、Sonicチェーンのスピードと効率を活かした、まさに「次世代のDEX」。oSでステーキングの報酬を楽しみつつ、SWPxでエコシステムに参加してみましょう!