Monadのテストネットを触ってみた!次世代ブロックチェーンの可能性

最近、話題のLayer 1ブロックチェーン「Monad」が公開したテストネットを触りました。今回はその体験をシェアしながら、Monadがどんなプロジェクトなのか、テストネットで何ができるのかを紹介したいと思います。ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

Monadとは?

Monadは、Ethereum互換の高性能Layer 1ブロックチェーンとして注目を集めています。2025年2月19日に公開されたテストネットが界隈では話題になっていますね。

Monadの特徴は以下の通りです:

  • 超高速処理: 毎秒10,000トランザクション(TPS)を実現し、ブロックタイムは1秒以下。
  • EVM完全互換: Ethereumのスマートコントラクトをそのまま動かせるので、開発者にとって移行が簡単。
  • 並列実行: トランザクションを並行して処理することで、スケーラビリティを大幅に向上。

さらに、Monad LabsはParadigm主導で2億2500万ドルの資金調達に成功し、評価額は30億ドルとも言われています。最近メインネットを公開したBerachainよりも調達額が大きいです。

2025年内のメインネットローンチを目指しており、テストネットはその前段階として開発者やユーザーに開放されています。

テストネットを触る準備(ネットワークの追加)

公式サイトにアクセスし、チェーンの追加をします。ネットワークを手動で追加する手順はいつも通りです。

ウォレットにMonadテストネットを追加してテストトークンを貰いましょう!

公式のFaucetページでウォレットアドレスを入力すると、条件に応じてトークンがもらえます。例えば:

  • Ethereumメインネットで0.01 ETH以上持っていて取引履歴があれば2 MON。
  • MonadのDiscordで「Full Access」ロールを持っていれば5 MON。

新規ユーザー向けに少量しか配布しない仕組み。アクティブなウォレットほど優遇されるので、これはコミュニティ重視の設計らしい…

実際に使ったDAppsを少し紹介

テストトークンを手に入れたら、DAppsを触っていきましょう!

Uniswap

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Uniswapはテストネットに対応しているので、トークンスワップをしていきます。設定で「Testnetモード」をONにすると、Monadネットワークが選択肢に登場します。スワップの速度はXでも複数のユーザーがポストしていましたが、参加人数の割に驚くほど速く、感動モノでした。

Kintsu

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KintsuはMonadエコシステムの液動ステーキングプロトコルで、アーリーパスNFT(Beta Access Pass NFT)を持っているユーザーはテストネットでステーキングを試せます。Kintsuのサイトでウォレットを接続し、MONをステーキングすると、sMONがもらえます。

sMONはDeFiで活用できるので、ステーキングしながら流動性を保てるのが魅力です。NFTを持っていないとアクセスできない限定感もありました。

BeanSwap

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Monad対応の分散型取引所(DEX)で、スワップを通じてTxを簡単に稼ぐことができます。テストトークンを使ってスワップを繰り返すと、アクティビティが記録されるので、エアドロップを狙っているなら多少刻んでおいて良いかも。

インターフェースは直感的で、トランザクションが高速に処理されるおかげでストレスフリーでした。

aPriori

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aPrioriはMonadネイティブのMEV駆動型ステーキングプラットフォームで、MONをステーキングしてTxを稼げます。MONをステークすると、MEVから得られる追加報酬が期待できます。動作は少し不安でしたが、SolanaのJitoを彷彿とさせますね!

Pantera Capitalなどの強力なバックもついているので、エコシステム内でも一歩抜き出ている印象です。

Monadverse NFT

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他にもNFTミントをしておきました。並列実行のおかげか処理がスムーズ。ブロックタイムが短いので、トランザクションの確定もほぼ即時です。

難点

テストトークンが少なすぎる。

テストトークンがすぐ尽きてしまうのがマジで難点。Faucetも上手く動かないので、もう少しトークンが欲しいなと思いました。

Monadの可能性と今後

KintsuのステーキングやBeanSwapのスワップ体験からもわかるように、DeFiやNFTプロジェクトが続々参入すれば、2025年の暗号通貨で存在感を示しそうです。

個人的には、メインネット前のアクティブな参加が報われる可能性もあるので、今のうちに慣れておくのはアリだと思います。公式DiscordやTwitterで最新情報を追いつつ、テストネットでの活動を楽しむのがおすすめです。

以前紹介したMultipliもMonadテストネットで触れるので、時間があればやっておいても良いかもしれません!

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